
2024/05/27 Mon.
Twitterでポケモンfitというぬいぐるみが流行っているのを見かけて、つい欲しくなり、迷いに迷ってノクタスのを注文した。ポケモンセンターで実際に見て選んで買うという行為に憧れるけど、最寄りのポケモンセンターは200km近く離れているのでさすがに厳しい。Twitterで「ポケモンfit」と検索すると、色んな人がお気に入りのポケモンと楽しそうに生活している様子が見られて、とても楽しい。人目を気にしすぎるので、私は家の敷地の外ではぬい撮りができないけど、色んな場所でぬいと過ごせたら楽しいだろうなあ。
2024/05/28 Tue.
午前中は警報級の大雨。うんざりしながら梅雨の防災用備蓄の確認をした。これらの準備が活かされる羽目にならないのが何よりだし、苗さんは心配性だからねと親に笑い飛ばされるのは癪だけど、起こらないと思っていても起こるのが自然災害なので仕方ない。今は猫達と暮らしているうえ、指定の避難所も水没のリスクがあるので、いざという時は在宅避難、垂直避難になると思う。電気や水道が止まってもしばらく籠城できるだけの備えをと思うと、どれだけ準備してもし足りないような気がしてくる。とりあえず、これが最低限とネットやSNSで言われている量くらいは揃えておきたいけど、それにしても気が滅入る。
昼頃に雨が上がって、良い天気になった。田植え前の田んぼの水面が風で波打っていて、湖のようできれいだった。
2024/05/29 Wed.
防災用品に買い足したい物があったので、自転車で少し遠い大きな百均に行った。行き道に、三尺バーベナの花がたくさん咲いているのを見かけた。缶切りや湯煎調理袋、湯煎でごはんが炊ける袋などを購入して帰宅。
IKEAのリラックスチェアに座っていたら、久し振りにふくちが膝に乗ってきてくれた。ふわふわで温かくて重くて、とてもかわいい。猫を膝に乗せるとどうしてこんなに癒されるんだろう。小さな生き物が自分の膝の上でくつろぎきっているから、人間の方もつられて安心できるのか。それとも重たい掛け布団で寝る時みたいに、重さで圧迫されるのが良いんだろうか。
2024/05/30 Thu.
防災備蓄用の食品や医薬品、雑貨を買いにスーパーへ行った。歩いて行ったのにあれこれ買い込んだうえ、2kgの無洗米まで買ってしまったので帰りの荷物が重かった。まだ田植えが始まっていない田んぼの水面に竹林が反射していて、絵みたいだった。用水路に水が流れているのを見ると、なぜかわくわくする。小川のようで水がきれいだし、葉っぱや花を浮かべて遊びたくなる。道端にねこじゃらしが生えていたので、摘んで持ち帰った。この季節の猫草(として食べさせられる草)は硬くて食べにくそうなので、ねこじゃらしの種を鉢にまいて育てておけば、いつでも柔らかい葉を猫達にあげられるんじゃないだろうか。エノコログサが一年草なのか、多年草なのかは分からないけど。
摘んできたねこじゃらしで、猫達とたくさん遊んだ。羽じゃらしのような市販の猫用おもちゃでも遊んでくれるけど、エノコログサへの食いつきの良さは半端じゃない。人工物と植物の違いなのか、理由は分からないけど、とにかく夢中になって遊んでくれる。種がぱらぱら落ちて後から床を掃除する必要があるけど、こんなに楽しそうに遊んでくれるなら、それくらい何の問題もない。猫達が楽しそうで良かった。
観葉植物の生育シーズンなのか、自室で育てているコーヒーノキとフィカス・ウンベラータに新芽がどんどん出てくる。明るい黄緑色の柔らかそうな葉が日を追うごとに増えてきて、見ていて楽しい。
2024/05/31 Fri.
中途半端に進めていた、本やグッズの片付けを終わらせた。もう手放しても良いと思ったものがいくらかあるので、そのうち古本屋などに持っていきたい。以前ハマっていたコンテンツのアクスタやぬいぐるみなどのキャラグッズも、捨てるのは気が引けるのでまんだらけや駿河屋のようなお店に持ち込みたいけど、近くに店舗がない。メルカリに出品するのはメッセージなどのやりとりにとてつもなく気力が要るし、どうしようかなあ。グッズの扱いはこういう時に困るけど、だからといって買わないという選択肢はない。オタクの悲しい性。
「料理の名前がちょっと…」と食わず嫌いのような感じで食指を動かせずにいた、よだれ鶏という料理を初めて作ってみた。鶏もも肉を玉ねぎと一緒にだし汁で1時間煮込んで、ねぎ・生姜・にんにくなどの薬味がたっぷり入ったたれで食べる。食べてみたら、ものすごくおいしかった。さっぱり食べられるので、これからの暑い時期に良さそうだし、時間こそかかるけど手間はそんなに要らないので、比較的楽に作れる。これは良い料理だ。
2024/06/01 Sat.
畑と鉢植えの水やりをしていたら、種をまいた覚えのない朝顔の双葉が生えているのを見つけた。朝顔の涼しげな花が庭に咲いていたら季節感があって見た目に良いけど、朝顔には巨大な柔らか多足虫(キャタピーとかビードル的なやつ)が発生するからなあ…。早めに引っこ抜いておいたほうが精神衛生上良いかもしれない。先日種をまいた枝豆やにんじんも順調に発芽している。ひまわりとジニアも本葉が出てきた。ひと雨ごとに植物が生育していて、良い季節だ。
買い物に行く途中、ばらと百合とあじさいが一箇所に固まって生えている(植えられている?)のを見かけた。どれもまだつぼみだったけど、一斉に咲いたらさぞ華やかだろうな。初夏を代表する花が集まって、なんだかとても豪華に思える。何色の花が咲くのかも気になる。
IKEAのリラックスチェアに座って本を読んでいたら、ふくちが膝に乗ってきてくれた。適度な重さと温かさが心地良くて、本を読み進めたいのにみるみる眠くなってくる。読んでいたのは『自分の「声」で書く技術 自己検閲をはずし、響く言葉を仲間と見つける』で、読んでいると「自分も何か文章を書けるんじゃないか」という気がしてくる。本に出てくる「フリーライティング」という手法がおもしろそうで、やってみたい。
川沿いを散歩したら、夕暮れの空がきれいだった。風も涼しくて、歩くのにちょうど良い気候だった。
2024/06/02 Sun.
さぼっていた3日分の日記を書いた。日記のネタになりそうなことだけメモしておいて、翌日以降にそれについて書くというやり方が自分には一番合っているように感じる。
発売された『キメねこの薬図鑑』が届いた。絵が上手い、漫画が上手い、文章も上手い、そして何よりおもしろい。にやにやしながら楽しく読んだ。この本を読むことで、合法の範囲内で薬物に対する知的好奇心を満たせるので非常に助かる。本当に、大麻やサイケデリックスには過剰なほど目くじらを立てるのに、それらよりはるかに毒性も依存性も強いアルコールやタバコには寛容すぎるこの国の社会は何なんだろう。
プリンケーキというお菓子をずっと食べてみたかったので、作ってみることにした。ケーキ型にカラメルとプリン液、スポンジケーキの生地を順番に流し入れて焼くという作り方で、プリンこそ滅多に作ることはないけれど、レシピを見ても特に難しい点はないように思えた。ところが、カラメルをしっかり固めないままプリン液を注いだことでカラメルとプリン液が混ざってしまい、もうその時点で完璧な仕上がりは望めなくなってしまった。そのうえ、オーブンで焼いても焼いても火が通らない。どうやらプリン自体はなんとか固まってくれたらしいものの、スポンジ部分がいつまでもべちゃっとしている。同じ温度のままさらに焼いたり、温度を上げて焼いてみたり。火さえ通ってくれれば食べられるから、もう美しい見栄えまでは望まないからせめて火は通ってくれ、と祈るような心地だった。ようやく食べられる状態にまで焼き上がったプリンケーキは、すごくおいしかった。ふわふわのスポンジケーキとなめらかなプリンに濃いめのカラメルソースがからんで、できたての熱々というのがまたおいしい。半分ほど食べたので、残りは冷たく冷やしてから食べることにする。