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週間日記(2025/11/03-11/09)

2025/11/03 Mon.

 昨日のお昼にコーヒーを2杯半も飲んだからか、眠れない。しかも、横になると咳が出る。日付が変わった頃にやっと眠くなってきたけれど、かといって眠れもしない。1時半頃にようやく寝ついた。
 雲ひとつない青空。とても清々しくてきれいな青だったので写真を撮ったら、証明写真の背景みたいになってしまった。
 近所を散歩。黄花コスモス、こんぺいとうみたいなミゾソバ、ノコンギクかヨメナか分からない薄紫色のキク科の花、セイタカアワダチソウが咲いていて、野いばらの赤い実が生っていて、ミントが茂っていた。
 咳がきつい。

2025/11/04 Tue.

 土曜日に予約していた精神科の診察が、私がコロナにかかったので今日にずれ込んだ。飲み忘れていた薬が2日分あったので、飲めない日は1日だけあったけれど離脱症状が起きるほど薬を切らす羽目にはならずに済んだ。1時間近くみっちり話を聞いてもらえるカウンセリングと違って、診察はいつも5分もかからないくらいで終わるけれど、どうしても話しておきたかったので実習報告会の話を主治医の先生に伝えた。もし話せそうだったら、現在困っているのは「人と関わると疲れすぎる」「人に頼れない」「人から悪く思われるのが怖い」の3つだということも言いたかったけど、話せそうな空気にはならなかった(気がする)ので言えずじまいだった。
 病院から歩いて帰る途中、野葡萄の実がいっぱい生っている草むらを見つけてテンションが上がった。近くに生えているオドリコソウに毛虫がついているんじゃないかと怯えながらも、とびきりたくさん実がついている蔓をちぎって持ち帰った。青や水色、紫の宝石みたいな実がとても美しい。こんなおもしろい植物が野草として道端に生えているなんて最高だ。気分が上がって普段の通院時とは違う道を通ってみたら、実家からどんどん離れて行ってしまう一本道に入り込んでしまい、かといって来た道を戻るのもつまらない気がしてひたすら歩いた。とはいえ、野葡萄の実を手にぶら下げて川沿いを歩くのはなんだか愉快だった。ガガイモの花が咲いていた。
 食べたかったので、かぼちゃのプリンを作った。最初に蒸した時はまだ固まっていなかったのでさらに長めに蒸してみたところ、火が通りすぎてぼそぼそした食感になってしまった。でも、味はおいしいので良しとする。特にカラメルがほろ苦くておいしい。
 晩ごはんは、肉じゃがとだし巻き卵を作った。後者は初めて作ったと思うけど、ちゃんとそれらしいだし巻き卵になって良かった。

2025/11/05 Wed.

 5時に起きて身支度や荷造りをし、猫達に後ろ髪を引かれまくりながら実家を出た。高速バスと新幹線の中でぐうぐう寝た。
 一週間振りの就労移行支援。夏休み明けのように億劫で気が乗らなかったけど、行くと利用者さん達が声を掛けてくれたり心配してくれたりで、みんな優しかった。ありがたい。広報部の活動に参加したけれど、咳が出そうになるので思うように話せなかった。
 スーパーに寄り、食材を買い込んで帰宅。いつも入れているリュックサックの外ポケットにカードキーがなかったので、またしても部屋の中にカードキーを忘れてきたかと一瞬焦ったけれど、上着のポケットにあった。やっぱりリュックのポケットに入れておこう。
 母が持たせてくれたお弁当をお昼に食べた。大人になってもお母さんが作るお弁当が食べられるなんて、こんな嬉しいことはない。味の違うおにぎりが2個に、手作りのコロッケ、私の好きな冷食のソースカツ、他にもおかずが色々、プラスチックのパックにぎっしり詰まっている。ひときれ入ったりんごはなんとうさぎの形に切ってあった。お弁当がおいしかったのと嬉しかったのとを、スタンプも交えてLINEで母にしっかり伝えた。
 いそいそと荷解き。私の「親不孝号(アンデューティネス)」も、まさかこんなに頻繁に地元とこちらを行き来することになろうとは思っていなかっただろうな。アンデューティネスとは、私が使っているキャリーケースに父がつけてくれた名前で、「銀河英雄伝説」OVAに出てきた輸送艦の名前に由来する。

2025/11/06 Thu.

 10時間寝た。朝ごはんにトーストを食べる。洗濯機を2回回した。咳の頻度がかなり減って嬉しい。
 マンションが3時間ほど断水するので、家にいるとうっかり水を使ってしまいそうだからと外出した。PARCOでBOOK MEETS FUKUOKAを覗き、前から気になっていた『35歳からの反抗期入門』(碇 雪恵)を購入した。GUやHoneysをうろうろして、次の企業実習と今後の就職に備えてオフィスカジュアル的な服を買い込んだ。服を買うのは大好きだけど、テンションの上がらない服を買うのはすごく空しい。オフィスカジュアルというものに憧れはあるけれど、自分が着るとなるとどうも「社会人」のコスプレ感が否めない。
 上島珈琲店でアイスコーヒーを注文し、先ほど買った本を読む。いつまでも読み終わらない『金枝篇』を喫茶店で読もうと鞄に入れていたけれど、こちらははただ散歩させただけになった。

2025/11/07 Fri.

 就労移行支援。何したっけ?
 改装が終わったヴィドフランスでお昼を食べる。腹ぺこでありたついたせいか、パンがやたらおいしく感じられた。普段飲むのはブラックコーヒーだけど、なんとなく今日はカフェオレを頼んでみた。これはこれでおいしい。天神の地下街がすっかりクリスマス仕様になっていて、至る所にイルミネーションが飾られている。きらきらできれいだから、通年こうだったら良いのに。
 二度目の高島野十郎展を見に、福岡県立美術館へ行く。県立美術館の近くの道沿いには、シナサワグルミの木が植えられている。クルミが街路樹として使われるというのは珍しい気がするけれど、どうだろう。美術館の展示室内をゆっくり見て回り、絵の上手さに内心で唸る。楽しい。歩き疲れたので、気になっていた県立美術館喫茶室でアイスコーヒーを飲んだ。店内には夢野久作にまつわるグッズが売られている。『ドグラ・マグラ』の有名な「胎児よ 胎児よ 何故躍る 母親の心がわかつて おそろしいのか」のフレーズがプリントされたキャンバストートがあってちょっと心惹かれるものがあったけど、これを外で使う勇気はないと思い留まった。「読むと気が狂う」と言われている『ドグラ・マグラ』は今まで二度読んだことがあるけれど、自分の場合はどうなんだろう。
 帰り道、天神の交差点で信号が変わるのを待っていたら、ふと目の前のガードレールに「FREE PALESTINE」の文字が書かれたステッカーが貼られているのに気付いた。自分はマクドナルドやスターバックスのボイコットを細々と続けているのだけど、それを人に言うとあまり心地の良くないリアクションをされることが多い。それでも、虐殺に反対する意思を表明している同志は確かにいるのだと思えて、すごく心強かった。とはいえ、デモやスタンディングなどの場で積極的な活動ができていないことへの負い目もある。
 街路樹のマロニエにピンク色の花が咲いているのが見えた。百日紅といい、アメリカハナミズキといい、明るくてかわいらしい色の花が咲く木が街中に植わっていると気分が上がるので嬉しい。
 帰宅して、家事をたくさんやっつけた。しばらく前にXで流行っていた、クミンを入れた鶏ひき肉のミートボールと、ピーマンと玉ねぎのみじん切りを混ぜ合わせて食べるごはんを作ってみた。作り始めてから、そういえば自分は生のピーマンも玉ねぎもあまり得意ではないのに大丈夫だろうかと気付いたものの、いざ食べてみるとちゃんとおいしかった。生野菜を食べると、なんだか身体に良い食事を摂っているような気分になる。家事を頑張ったとはいえ部屋の片付けができていない。ここしばらくの間で一番ひどいと言える散らかり具合になってしまい、落ち着かない。早く片付けないと。

2025/11/08 Sat.

 就労移行支援。ワープロ検定の過去問。スタッフの人と最近の様子の振り返りを話していた時に、「人から道を訊かれた時に、分かりませんって言って終わらせないんですね」みたいなことを言われた。言われるまでその選択肢が全く思いつかなくて、目から鱗の思いだった。そういえばそういう選択肢もあるのか。でも、今後もそれはしないだろうなとも同時に思った。「他人から悪く思われるのが怖い」という社交不安症の症状による要因も全くないということはないだろうと思うものの、困って助けを求めてくれた人のために何かしら力になろうとする原動力になるなら、あながち悪い病気でもないのかもしれない。「この人なら教えてくれるかも」と判断して私に訊いてくれたことも嬉しいので、引き続き「私も分からないのでちょっと調べますね」と足掻く方向でやっていきたい。でも、詳しくない人間が慌てて調べて伝えるよりも、他の人に当たってもらった方がより正確な情報を得られる可能性の方があるんだろうか。けど、また別の誰かに声をかけるのも気を遣うかもしれない。考えてもどうしようもないことをうだうだ考える。
 午後、近所のリサイクルステーションに段ボールを捨てに行くだけだからとスマホひとつ(と段ボール)で出かけたところ、ついうっかり部屋のカードキーを忘れて出てきてしまった。これが怖いからオートロックの物件は苦手だ! 管理会社やサポートサービスに電話をかけてどうしたら良いか尋ね、管理会社まで予備の鍵を借りに行くという選択肢を選んだ。段ボールを捨てに行くのも含めて片道40分せっせと歩き、鍵を借りてまた40分歩いて帰った。nimocaもなければ財布もないので、地下鉄に乗る訳にもいかない(設定すればスマホでも改札を通れるんだっけ?)。オートロックのマンションにも関わらずカードキーを忘れて出かけたこと自体は確かに運が悪かった。ただ、スマホは持っていて、管理会社が営業している時間帯の出来事だったというのは間違いなく幸運だった。本当に良かった。そう思える今の自分の精神状態も喜ばしい。しかしながら不本意な突然のウォーキングに見舞われたこと自体は楽しいことではなかったので、今こそ「嫌なことがあったら花を買う」を実践すべきだと考えた。でも、花屋でPayPayを使えるかが分からない。仕方なく、花の代わりにコンビニのロールケーキを買ってきておやつに食べた。無事部屋に帰ることができて良かった。

2025/11/09 Sun.

 よく寝た。部屋の掃除と片付けを完了し、毛布を洗濯、服を少し整理、観葉植物に水やり、着生蘭とコウモリランはソーキング、その他さまざまな細々した大量の家事をこなした。この狭い部屋の中で、よくここまでの家事が見つかったと思うほどだった。とても達成感。