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週間日記(2026/05/04-05/10)

2026/05/04 Mon.

 起きたら布団にふくちがいた。夜中も一緒に寝てくれたのだろうか。
 風が強いけれど良い天気。IKEAのリラックスチェアに座っていると、久し振りにふくちが膝に乗ってきてくれた。重くて柔らかく温かくてかわいい。最高の生き物。
 未だ右脇腹が痛むので、明日予定しているお出かけを存分に楽しめるよう不安を解消しておくことにした。今日当番医になっている内科に電話をかけ、受診してみる。本来は病院が休みの日だからか、血液検査やレントゲンはできないとのことだった。虫垂炎や尿管結石ではなさそうで、帯状疱疹でもないらしい。悪化するようならまた受診するようにと、とりあえず痛み止めを処方してもらった。それを1回飲んでみたところ、なぜか以降は痛くならなかった。何だったんだろう。
 今日も祖母の所へ遊びに行く。甘いおやつと塩気のあるおやつが用意されていた。ひと通り食べた後、一緒にクロスワードを解いてわいわい盛り上がった。

2026/05/05 Tue.

 お腹が痛くなくて嬉しい! 今日は父母と鹿児島へドライブ。母が朝ごはん用におにぎりを作ってくれていて、車の中で食べた。いかにもこれからお出かけするんだという感じがあってわくわくする。びわの木に実が生っていて、丁寧に紙袋で覆ってある光景をしばしば見かけた。センダンとすいかずらの花があちこちに咲いている。
 吹上浜海浜公園に着き、父母は展望台へ、私は砂浜に向かう。青い空と青い海、海風が気持ち良い。子どもの頃に野草図鑑の「海辺の植物」の章で見たことのある、名前は覚えていない植物が砂浜に生えていた。公園内の芝生には、芝の隙間から小さいホコリタケが顔を覗かせていた。
 枕崎お魚センターで一時間ほど並び、鰹の藁焼きの丼を食べた。分厚く切られていて、食べ応えがあってとてもおいしい。並んだかいがあるごちそうだった。
 JR日本最南端の駅である西大山駅に着くと、ちょうど電車が来たところだった。駅に来ている多くの人が電車の写真を撮っているので、乗り物には全く興味がない自分もなんとなくつられて撮る。駅の傍に植わったニオイバンマツリの花が満開だったので、これも写真を撮った。開聞岳とキャベツ畑を眺めながら、緑茶のソフトクリームを食べた。
 フラワーパークかごしまに私だけ降ろしてもらい、父母は長崎鼻を見に行った(カップルだらけだったそうなので私は行かなくて本当に良かった)。フラワーパークかごしまへは小学校低学年頃に連れてきてもらったことがあり、アイスランドポピーが一面に咲いていたことだけ覚えている。父曰く、当時の私は「わあ~!わあ~!」と歓声を上げながら、花畑に吸い寄せられるようにふらふら歩いていたらしい。園内入口の傍に植えられていた巨大なアコウの木に、イヌビワのような小さい実がびっしりとついている。目玉がいっぱいついているみたいでちょっと怖い。売店には、『九州の蔓植物』というややマニアックでおもしろそうな本があった。一番好きなきのこであるベニテングタケのぬいぐるみキーホルダーがあったので、これを購入。園内には色とりどりの着生蘭、ブーゲンビリア、あじさいなどが咲き誇っている。南九州の島々の植生を再現したエリアで木々の間を歩くのは気持ちが良い。サンゴシトウやヒギリ、ヤエヤマネコノチチ(すごい名前)といった、初めて知る植物を目にしてテンションが上がった。沖縄で見かけたタイワンモクゲンジやビロウも植わっている。福岡市植物園だと温室の中にあるベンガルヤハズカズラは、屋外でのびのびと葉を茂らせていた。エンジェルストランペットやトケイソウといった、かつて実家の庭で育てていた植物の花も久し振りに見た。温室では大きなサラセニアが毒々しい色の花を咲かせ、不気味に揺れていておもしろい。小さめの怪物のようなメディニラの花もたくさん咲いている。パイナップル、パパイヤ、合掌バナナが実っている。ショクダイオオコンニャクの鉢植えもあり、いつか花が咲いたらぜひ見てみたいと思った(相当臭うだろうけれど)。温室を出て見晴らしの良い高台を目指しているうちに父母が戻ってきたので、入口で合流した。
 道の駅いぶすきに寄り、お芋のソフトクリームを食べる。店内にはパイナップルやマンゴー、グァバ、ライチの鉢植えが売られていた。
 蒸気屋でおみやげに焼きドーナツやかすたどんを買う。そこから車で5分ほどの場所に、かつて2ヶ月ほど住んでいたアパートがあったので、遠目に見てみたいから近くを通ってほしいと親に頼んだ。新卒で入社したはいいものの、当時の社交不安障害の症状が今とは比べ物にならないほどひどく、毎日のように泣いて過ごしていた時期に住んでいた場所だ。線路に飛び込みたいと心療内科で訴え、適応障害の診断書を書くから明日退職しなさいと言われて生き永らえた。自殺未遂を図った頃と同じくらいか、それ以上にしんどかった時期だった。ところが、11年も経つと記憶というものはあやふやになるようで、住んでいたはずのアパートを見てもいまいちぴんとこない。月日が経っているので、当然周囲の風景も大きく変わっている。いくら当時は周りの様子を見る余裕がなかったとはいえ、「私は本当にこの辺りに住んでいたんだっけ?」と疑わしくなるほどだった。地図アプリを見た限り確かにあのアパートに住んでいたはずだし、白い建物の2階に住んでいた記憶もある。つらかった時期を思い出すはずのものを見ても特に動揺していない自分がなんだかおかしくて、一方で少したくましくも思えた。あの頃は大丈夫じゃなかったけれど、今の自分は結構大丈夫らしい。
 帰宅して家で晩ごはん。枕崎で買ってきた鰹節を開封した途端に、賢いとらちが鼻をくんくんさせていた。目ざとい。

2026/05/06 Wed.

 とらふくを撫で、植物の写真を撮る。お昼は久し振りに七輪を出し、色々な具材を焼いて食べた。ピーマン、玉ねぎ、さつま揚げ、ウインナー、冷凍のチヂミやコロッケ、鯖、鶏肉、おにぎり。
 バス乗り場へ送ってもらい、福岡へ戻る。GWだからか、新幹線の車内は家族連れが多かった。博多駅の構内もいつも以上に人が多く、キャリーを引いて歩くのが難しかった。
 帰宅して荷解きを済ませ、しばらく様子を見ていたもののどうも枯れてしまったらしいオーニソガラムとアグラオネマの鉢植えを処分した。やっぱり北向きの部屋は植物を育てるのが難しい。今住んでいる部屋は立地が最高に良いけれど、いつかは南向きの部屋で暮らしたい。

2026/05/07 Thu.

 就活の選考を受けるべく一日出かける。街路樹に大きなきのこが2本生えているのを見かけて、なんだか良い兆しのように思えた。午前が終わり、お昼休憩は外に出て、持参したお弁当を公園で食べた。木陰のベンチでお弁当をつついていると、ピクニックでもしているような気分で少し楽しかった。午後もせっせと取り組み、予定より少し早い時間に選考は終了した。気疲れでへとへと。
 結果はまだ分からないとはいえ頑張ったので、ご褒美にクリスピークリームドーナツを買って帰った。大学生の時に初めて食べて以来いつの間にか九州から店舗が撤退していて、ようやく福岡に戻ってきてくれたので、食べるのは10年振りくらいになる。オリジナル グレーズド、オールドファッション プレーン、ブリュレ グレーズド カスタードの3つ。どれもおいしい。オリジナル グレーズドはレンジで軽く温めて食べた。大学時代を思い出してちょっと懐かしい気持ち。
 ドーナツでエネルギーを補給したものの、ひどく疲れている。お湯に浸かった方が良い気もするけれど、浴槽を掃除する気力もない。諦めてシャワーで済ませ、とにかく寝ることで疲労回復を図った。

2026/05/08 Fri.

 花壇のビオラが引っこ抜かれている。夏の花に植え替えるんだろうか。
 就労移行支援。昨日の選考試験の内容を思い出してメモにまとめたり、面接問答集の内容を暗記しようとしたり。
 帰宅してお昼ごはんを食べていたら、連絡が来ないからこれは駄目だろうと諦めていた企業(昨日選考を受けた場所とは別の企業)から電話があった。次の選考試験についての案内だそう! 心底びっくりした。これまでに書類選考の時点で何社も落ちているから、もしかして自分はいつまでも就職できないんじゃないかと落ち込みかけていたけれど、もしかしたらうまくいくかもしれない可能性が出てきた。まだ油断はできないので安心しないでおきたいけど、少し前向きな気分になってきた。午後、皮膚科に向かう足取りが心なしか軽かった。
 金糸梅の学名は何だったかと急にど忘れしてしまい、しばらく考えた。ピラカンサ、カランコエ、マトリカリア、これらに似た響きの名前だった気はするけれどいずれも違う。結局思い出せず、検索して解決した。ヒペリカムだった。最初の2つはともかく、マトリカリアはさすがに違いすぎる。

2026/05/09 Sat.

 朝起きたら、頭の中でルロイ・アンダーソンの「トランペット吹きの子守唄」が流れていた。起床したばかりなのに、何者かに寝かしつけられようとしている。
 面接練習会。もう13回目の参加になる。「上手になりましたね」とのフィードバックをスタッフさんに頂いて、素直に嬉しい。
 マンションの自室が少し暑かったので、窓を開けた。近くでやっている工事の音は気になるけれど、涼しくはなった。IKEAのリラックスチェアに座って、のんびり本を読む。ちゃんと読書をするのは久し振りかもしれない。最初に読んだZINEはすごく良くて、理由をうまく言語化できない理由による涙が出そうになった。次に読んだ本は前半こそおもしろく読んでいたものの、後半の内容がかなり極端な方向に偏ってしまっていて自分には合わなかった。読んでみないと分からないこともある。

Blueskyから
・なんだかんだあれど結局母のことは大好きなんだけど、それはそれとしてGW帰省中私が描いたものを母が勝手にコピーして人に配ろうとしてて、一人暮らしを始めてから忘れかけてたけどアッ母のこういう…こういう所…!!!となった
・母なりの愛情は大いに感じられるし明るく朗らかで大好きな母親ではあるんだけど、同時にXのおすすめに流れてきた毒親の特徴に当てはまる部分もあり 人間ってそういう多面的なものだよなと思い知らされている
・私は人に愚痴を言ったり悩みを相談したりするのが苦手なたちだと自分では思ってるんだけど、母に話せば「お母さんも職場でさ〜」と母の話に回収され母の話に相槌を打ち共感し慰める羽目になり、父に話せば「世の中ってそういうものだよ」と正論で返され、そういう家庭環境でそれらのスキルを身に着けるのは難しいよな〜と
・でももう良い年した大人だし愚痴や悩み相談も一人前にできるようになりたいですね
・インターネット上でならいくらでもクダを巻けるんですけども
・とっくに成人したとはいえ頑張って作ったものを両親に認めて褒めてほしくて沖縄旅行本を見せたんだけど、一応読んでくれた父は「仕事にするのは大変だからやめたほうが良い」みたいな感想だったし、母はといえば本を手に取って見るということもしてくれなくて、褒めて〜!!!と危うく床に大の字で寝転んで手足をばたつかせ激しく駄々を捏ねるという実績をこの歳で解除するところだった
・応募した文章が掲載されたことを報告した時は「お母さんも学生の頃読者投稿が雑誌に載ったよ」より「すごいね」って驚いてほしかったし、痴漢に遭った時は「お母さんも昔男の人に声掛けられてさ〜」じゃなくて「嫌だったね」って慰めてほしかったし、私が自殺未遂から一年生き延びた時は「24歳で死ぬはずだったのにね」は思ってても言わずに「生きてて良かったね」って言ってほしかったんだよ〜〜〜〜〜もう根に持ちたくない
・自分で自分を認められるようになったら親への執着や承認欲求から解放されるのかな〜とは思うものの道のりは遠い
・こ〜〜〜んなに甘やかされてすねをかじらせて頂いた身でSNS上に文句を垂れるのは非常に申し訳ないのですが、ですが…
・母が言う「厳しい人(社会との間に精神的な障害がある人)」も「何か問題がある人(良い歳をして結婚していない人)」も私ことあなたの子どもがばっちり該当してますよ〜〜!!!って思い知らせたい気持ちがある 面と向かってアピールする勇気はないけど
・猫と庭恋しさにGW期間いっぱい実家にいたけど親への拗らせが再燃してる辺りちょっと帰省が長過ぎたのかもしれない

2026/05/10 Sun.

 目覚ましアラームを設定せずにゆっくり寝るぞと意気込んでいたにも関わらず、6時半に目が覚めてしまって悔しい。
 家事を色々やっつけ、しばらくさぼっていた日記もいっぱい書いた。

Blueskyから
・やっと溜めてた日記を消化したぞ〜〜!!!すっきり
・あくまで趣味なんだから義務感を覚えてまでやらなくても…とは思うもののこうして日記を書いておくと未来の自分が娯楽としておもしろがってくれるはずなので
・書きたくなくてサボってたというより面倒くささが阻んでたというか 絵を描くのは大好きだけど清書するのは気合いが要るみたいな感覚
・とはいえ日記を書くと頭の中が片付いた気分になってやっぱりいいな
・紙のノートに書く日記が全く続かない人間にしてはこんなに日記の習慣を継続できてるのは奇跡に近い 精神科に入院してる間だけはやることがなかったので紙の日記も続いたものの
・大学卒業直前の頃の自分にこれだけは伝えたい 身辺整理をするな、今の私が読んでおもしろがるために日記と手帳を捨てずに取っておいてほしい
・今の私が書いてる日記も10年後20年後の自分が読み返しておもしろがってくれたらいいな