2026/01/12 Mon.
目覚ましアラームが最初に鳴った時間から40分が経過したのに、まだ布団の中にいる。部屋が寒くて布団から出られないというより、布団の中が暖かくてふかふかであまりに快適だから出られない。冬の布団、恐ろしい。
就労移行支援。面接問答集の、障害に関する文面を添削してもらった。健常者様がご納得のいくような分かりやすい物語を捏造しないといけないらしい。「昔はこうでしたが、今はこうなりました」というめでたしめでたしの物語を提供してやることが強制されている精神障害者の就活。現在進行形で苦しんでいるから障害者枠で就職するのに、とぼやきたくなる。
珍しくおせんべいが食べたくなり、帰りにスーパーでBefcoの瀬戸しおと亀田製菓の揚一番を買った。
注文した新しいオーブンレンジが届いた。腰をやりませんように、手が滑って落としませんようにと祈りながら13kgを一人で持ち上げ(必ず2人以上で持ち上げろとの注意書きがある)、無事冷蔵庫の上に設置することができた。
ピアソラの「ブエノスアイレスの四季」を聴き、チャイコフスキーの「四季」を聴いた。短時間で季節が2年分巡ったことになる。後になって、ヴィヴァルディの「四季」も聞けば完璧だったなと思いついた。
夜、温かい紅茶を飲み、好きな音楽を聴きながら日記を書く。この時間のために一人暮らししたようなものだと思った。幸せを実感できるのが嬉しい。
どこかに楽しいお出かけをしたい気持ちがある。お金を使いたいけど、自分の経済状況を鑑みると使わない方が良いことは分かっている。高市のダボのせいで物価がどんどん上がる。自民党とかいうカルトずぶずぶ政党に票を入れたことなんかないのに、凄まじく迷惑を被っている。
2026/01/13 Tue.
お弁当を作る。照り焼きハンバーグとブロッコリー、卵焼き、きんぴら、青菜ごはん。
就労移行支援で、障害者向けの求人サイトいくつかに登録し、求人検索。気になる求人を2件見つけたのでスタッフさんに相談したかったけど、就活担当のスタッフさんが二人とも出払っていたため今日は断念。
帰りにドラストへ寄ると、ふくちにそっくりなぶち猫が描かれたパッケージのバスボールを見つけた。ふくちだと思うともう素通りできず、かごに入れてしまった。
前に使っていたiPhone SEを買取に出したら、30,000円くらいの値がついた。オーブンレンジの出費でしょげていたけど、これで補填できる。故障したオーブンレンジもリサイクルに出す。回収に来てくれた業者さんに「重くてすみません」と詫びたけど、プロはさっと持ち上げて持って行ってくれた。すごい。
リラックスチェアに座って静かなBGMをかけて、中村雅奈さんのZINE『実家暮らしが楽しい』を読む。この方の絵が大好きなのだけど、文章も好きだなと思った。タトゥーの写真のページを見た時、あまりに素敵で泣きそうになった。
奮い立って大嫌いなお風呂掃除をやっつけ、湯船にお湯を張った。沖縄で買ってきた入浴剤(お湯が濃いピンク色になる)を投入し、熱いお湯に浸かりながらみかん味のクーリッシュを食べた。最高の入浴だった。リゾート地なるものに行ったことはないけれど、お風呂のお湯が濃いピンクだと、リゾートにいるような気分がしてくる。お手軽なリゾートで良い。
2026/01/14 Wed.
就労移行支援。就労移行支援と相談支援のスタッフさん達との担当者会議。前者のスタッフさんは日頃関わりがあるのもあってよく見てくれているなという感じがしたけれど、後者のスタッフさんとはやっぱりどうもうまく噛み合わない。会うことが少ないからという以前に、私が伝えようとしていることをそのまま受け止めるというより、スタッフさんの解釈に無理やり当てはめようとされているような感じがする。うまい例えではないと思うけど、私が「茶色い花びらのひまわりがあるんですよ」と言うと「ひまわりですね、黄色い花びらの花ですよね」と返されるような感じ。いや、一般的にはそうかもしれないけど、この場合そうじゃないんですよ、みたいな。あるいは、私が成形して差し出した粘土のかたまりを、スタッフさんが自身の持っている型に逐一はめ込んだうえで「これはこういうものですね」と解釈されているような。私の伝え方ってそんなに下手かな、いちいち訂正するのも面倒がられそうだな、と思い段々曖昧な返事になってしまっているのが自分でも分かって、なんだかなあと思った。
あと、できないことを「できない」と言うことについてのしんどさを支援者側には想像してもらいたいなとも思った。いくら支援者側に「自分の得意不得意を理解することは良いこと」「恥ずかしいことでもなんでもない」みたいなことを言われたとしても、できない側にはできない側なりのプライドがある。これも良い例えではないけれど、美人から「どういう部分にコンプレックスがあるか自己理解するのは大事です」、お金持ちから「お金がなくて困っているということと、それについてどういう手助けが欲しいかを言語化して伝えましょう」、みたいなことを言われるような感じと言ったら健常者にも想像しやすいだろうか。なんであれ、劣等感を自覚するのはつらい。(社会との間に)障害(がある)者にも誇りはあります。
今日は2人の人から、全く別々のタイミングで「話していると癒される」と言われた。相手を癒すようなつもりで発言しているつもりはないけど、私との会話から癒しの要素を見つけ出してくれているならそんな光栄なことはない。面と向かってそう伝えてくれたことが私をどんなに喜ばせているか分かってもらいたくて、嬉しいですと返したけれど、伝えられただろうか。
むしょうにおいしいものが食べたくなって、天神に出かけて入りやすそうなチェーンのパスタ屋さんで牡蠣のペペロンチーノを食べた。おいしかった。隣の席のカップルが成人式のことを話しているのが聞こえてきて(どうやら先日出席したらしかった)、彼らは私よりひと回り若いけれど、恋愛をして他者と付き合うスキルがあるんだなあと感心するやら舌を巻くやら。単に私のその方面の精神年齢と経験値が小学生レベルで止まっているというだけなんだけれども。ところで、未だにスパゲッティのことを「パスタ」と言うことに妙な気恥ずかしさがある。化粧を「メイク」、ズボンを「パンツ」と言うのと同じ類のそれだ。自分のような芋っぽい人間が言うと他人に笑われるんじゃないだろうかという被害妄想から未だ抜け出せない。
ソラリアプラザのP2で観葉植物を眺めたり、実家の猫達へのおみやげを見繕ったり。おまんじゅうのようにふっくらと丸い烏羽玉や(2鉢もあった)、ふさふさした葉のペラルゴニウム アッペンディクラツムがあって心惹かれたけど、どちらの植物も既に2度以上枯らしているので購入を思い留まることができた。いつか南向きの日当たりの良い部屋に住めたら、その時こそ買おう。とらふくにはちょっと良いおやつを2種類と、籐でできたおもちゃのボールを買った。早くとらふくに会いたい!
ビックカメラを覗き、ソラリアステージのINCUBEを眺めた。去年の沖縄旅行の際、国際通りのおみやげ屋さんで買ったコバちゃん(ペンギンのぬいぐるみ)と全く同じものが、INCUBEのぬいぐるみコーナーに並んでいた。福岡にもいるのか。
おいしいものを食べたい欲の方向が今度は甘いものへ向き、ついうっかりミスドに吸い寄せられてしまった。冷凍しておく分も含めてドーナツを6個購入。帰り道に通りがかった八百屋さんの店先に、3本220円で売られているポピーの切り花を見つけた。切り花とはいえまだ花は咲いておらず、一見何なのか分からないような緑色のつぼみの状態だ。結構大きめのつぼみなので、大ぶりな花が開くんじゃないだろうか。何色の花が咲くかも楽しみだ。ポピーは大好きな花なのですごく迷ったものの、まだ部屋にはスイートピーがいるからと我慢した。
帰宅してコーヒーを淹れ、ドーナツを食べる。レンジでちょっと温めたハニーディップとフレンチクルーラーが最高においしい。ポン・デ・黒糖もドーナツなのに軽くて好き。チョコファッション、オールドファッションハニー、オールドファッションシナモンは後日のおやつのために冷凍しておく。
ゲーム「刀剣乱舞」が11周年を迎えた。近侍を任せ続けている我が最愛の刀が「数字に興味はない」という旨のことを言っていて、それでこそ文系名刀だと文系審神者ははしゃいでしまった。「重なった時の厚みと、それに咲く花のほうが、大事なのではないかな」、やっぱり歌仙兼定大好き。
夕方、『季刊日記 創刊号』を読む。静かで穏やかで幸せ。日記の内容に感化されて韓国の辛い麺が食べたくなり、辛ラーメン焼きそばの袋麺を作って食べた。先月検定を受けに行ったパソコン教室から「合格証書が届いたので郵送します」との連絡が来た。合格か不合格かが分かれる試験は2つ受けたけど、どっちの合格証書だろう。両方合格していると嬉しいけど、がっかりしたくないので無理やり期待しない振りをする。
急に海へ行きたくなり、調べてみると往復500円程度の交通費で行けると分かった。行こう!
2026/01/15 Thu.
お弁当を作る。厚揚げと長ねぎの煮物、卵焼き、きんぴら、小松菜ごまあえ、青菜ごはん。
就労移行支援。相談する練習をするようにとよく言われるので、面談申請書を提出してスタッフさんに面談の時間を設けてもらった。「自分のような人間が人様に頼ってはいけない、手を煩わせてはいけない」「他人に相談したってどうにもならない」といったような思い込みを少しずつ解きほぐしていけたら良いなと思う。その後、別のスタッフさんから「楽しかったですってよく言いますよね」と言われた。自覚がなかったかもしれない。相手を楽しませたい、あるいは辛気くさい奴だと思われたくない道化精神から来るものでもあるだろうけど、まあ悪いことでもないだろうから今後も「楽しい」「嬉しい」みたいなことは気にせず口に出して良いんじゃないだろうか。多分。
帰宅してチョコがけオールドファッションドーナツを食べ、『季刊日記 創刊号』の続きを読む。読み始めると妙にやめられなくなって、何も手に付かなくなる。誰か私からこの本を取り上げてくれ。嘘。困るといえば困るけど、そんなおもしろい本に出会えた事実が嬉しすぎるから取り上げないでほしい。人の日記を読むのはおもしろい。私が最初に日記の魅力を知るきっかけになったのは、永井荷風の『断腸亭日乗』だった。あれに夢中になって、一時期は荷風の文体を真似して日記を書いて遊んでいた(すごく難しかった)。今の私だって、『季刊日記』に影響されてここ最近の日記がちょっと長くなっている。就労移行支援に限らず「生活習慣を整えろ」「食事は栄養バランスを考えろ」と言われるのでそれが当然の義務であるかのように感じてしまうけど、こうして色々な人の日々の記録を読んでいると、生活リズムも食べるものも本来は個人の自由だったなと思う。心身の健康状態を整え、企業にとって使い勝手の良い労働者になるために「生活習慣を」「栄養を」と自己管理を求められているのは、自分自身のためのようにも見えてまるきりそうという訳でもない。確かにそうすることで心身は健康になるかもしれないけれど、健康に良くないからといって甘いおやつを我慢し続けるような生活は、少なくとも私にとっては幸せとは言い難い。ゼロか百かではなく度合いの問題ではあるものの、自分自身の幸せを考えるならもっと自由な生活を送っても良いのでは。ところで、今日も日記の内容に感化されて、久し振りにラジオの「古楽の楽しみ」を聴きたくなった。そういえば大学生の頃は、毎日のようにラジオのクラシック番組を聴いていた。
燃えるごみの日だけど、そんなに溜まっていないし、外は寒いし暗いし、何より億劫だし、また次回のごみ出しの日で良いかと先送りにすることにした。これも自由な生活?
2026/01/16 Fri.
就労移行支援。面接問答集の回答を覚えようとするも、全然頭に入らない。昔は暗記ってどうやってたんだっけ?
就労移行支援が終わり、そのままバス亭へ。バスに乗るといつも、ちゃんとnimocaをタッチしたか忘れそうになる。バス車内に設置された小さなテレビにニュース映像が流れていて、「ハマスの武装解除は困難で先行き不透明」という文面が表示されていた。なんで病院や学校を破壊するような人達の言い分をそのまま垂れ流すんだろう。メディアとしての矜持以前に、人としての倫理観とかは持ち合わせていないんだろうか。
福岡タワーの近くで降りる。念願の海にやってきた。近くのビルにポークたまごおにぎりのお店、シーサイドももち海浜公園の敷地内にブルーシールアイスクリームのお店があった。キッチンカーでホットドッグとパイナップルジュースを注文。セットでポテトがついてきた。すぐ近くに素晴らしい砂浜があったので、ベンチらしき石に腰掛けてお昼にする。きれいに整備されたビーチで、平日の昼間にも関わらず人が結構いる。視界一面に青い空と青い海が広がる光景を前にすると、すごく開放感があって良い。ホットドッグがスパイシーでおいしい。海を見ながら食べると一層おいしい。
食べ終わってから、波打ち際まで行ってみた。海水に触ってみたいけれど、絶え間なく波が引いては押し寄せてくるのでタイミングがなかなか難しい。今日はよく晴れていて気温が高いからか、ようやく触れた水は思ったほどには冷たくなかった。濡れないように波に近付く遊びが楽しすぎて、つい夢中になって靴を濡らしてしまった。砂浜を歩いていくと、小さな白い貝殻がいくつも落ちているのが目につく。特にきれいだと思ったものを拾い始めると、楽しくてやめられなくなった。結局、片手いっぱいに拾い集めた。貝殻を拾って遊ぶなんて何年振りだろう。真っ白なものも、模様が入ったものも、光沢のあるものも、どれもきれいだ。大きな犬の足跡が残っていて、こんな素晴らしい海辺を散歩できる犬は幸せだなと思った。ひとしきり貝殻を拾った後、ブルーシールアイスクリームのお店でアイスを買い、また砂浜に戻ってきて海を眺めながら食べた。沖縄では食べ損ねた塩ちんすこう味のアイスは、クッキー&クリームのようでおいしかった。
結局1時間ほど海で過ごし、日差しを浴びて疲れたのもあって福岡市博物館には寄らず帰りのバスに乗った。バスの窓から「新収蔵品展」の看板が見えて、やっぱり寄れば良かったと少し後悔。また来ればいいか。大きなさざんかの木に、濃いピンク色の花がびっしり咲いているのが見えた。
母に頼まれたもの(父へのバレンタインチョコ、毎年定番でゴンチャロフのメッセ神戸を贈っている)を買うべく岩田屋に寄る。無事に買えた。たまたま沖縄物産展をやっていて、黒糖味のサーターアンダギーと雪塩ちんすこうを買った。ちんすこうは両親の分も買う。沖縄、本当に楽しかったなあ。
帰宅して、貝殻を洗って並べて乾かす。乾いてみると、海水に濡れていた時とはまた質感が違っておもしろい。『季刊日記 創刊号』を読む。読んでも読んでも読み終わらないボリュームに嬉しい悲鳴。
2026/01/17 Sat.
休日なので、朝ごはん用のお味噌汁を作り置きしたり、ごはんをまとめて炊いてラップに包んで冷凍したり。
就活用のパンプスのかかとがうるさいので、補修剤を塗ってみた。かつかつ鳴ると歩きづらいし恥ずかしいので(ヒールを鳴らして歩くのが似合うような人間じゃない)、これで静かになってくれると助かる。靴擦れしないよう、靴擦れ防止パッドも貼り付けた。
ポストを覗くと、パソコン教室からのレターパックが届いていた。情報処理技能検定試験 表計算 準1級と日本語ワープロ検定試験 準1級の合格証書、文章入力スピード認定試験 日本語 1級の認定証書。受験した検定はどちらも合格していた。良かった! 履歴書に書けるような資格を持っていないけど、これは書いても良いんだろうか。
Webサイトの外観に凝ってみたいので、CSSという全くの未知な分野に挑戦してみた。「その世代」のオタクだからHTMLこそほんの少しだけ分かるけど、当時CSSについてはついに理解しないまま個人サイト全盛時代を過ぎてしまった。ネットであれこれ調べながら、Wordpressの追加CSS欄に入力したりコピペしたりしていく。時々苦戦しながらもなんとかある程度思い通りになった。カーソルを乗せた時のリンクの文字色を変えたり、固定ページのタイトルを非表示にしたり、サイトのロゴのサイズを設定したり。テーマのカスタマイズページでCSSを追加すれば全てのページに仕様が反映されるというのは楽で便利だ。これはおもしろい。
ついでに、Webサイトの名前も気まぐれで変えてみた。ここしばらくずっと「苗床」という名前にしていて、ハンドルネームの「苗」の字が入った単語ということで気に入ってはいたのだけど、割と最近になって「床」という字があるのはちょっと寝床っぽいかなと思うようになってきた。そこで、植物にまつわる好きな単語のひとつである「裏庭」という名前にしてみた。ドメインは「naedoko」のままだけど、さすがに日記や漫画をたくさん載せた後にドメインを変更するのはあまりにも手間がかかるし、「苗どこ?」「裏庭」と繋がるかもと思えばこのままで良さそうな気がする。「uraniwa」でドメインを取得することも考えたけど、ごくありふれた単語でドメインを取るのはちょっとだけ勇気が要る(naedokoで取っておいてなんだけども)。個人サイトというものへの憧れが強い人間だから、インターネット上に自分だけの根城があるというのは本当に愉快で良い。私だけの裏庭でごそごそやっているWebサイト。
2026/01/18 Sun.
妙に寝つけなくて、日付が変わってからようやく眠った。面接練習会でちゃんとできるか心配しているらしい。
就労移行支援。面接練習会に参加するのは今日で7回目。自分では相変わらず早口でまくし立てているなという感覚だったけれど、スタッフさんからは特に駄目出しはされなかった。障害者雇用の面接だからというのもあるだろう(普通の就活だったらもっと厳しくあれこれ指摘されるはず)。「初診で診断名がついた時にどう思ったか」という質問に対して、「病名がついたことで、病気なら治療すれば治ると思い安心した」とそのまま正直に答えて、なんだか懐かしく思った。結局、当時と比べて大幅に改善したとはいえ未だ「治って」はいないけれど、「治さなければいけない」という強迫観念からある程度逃れることができるようになってきている。それだけで随分楽になった。精神疾患の一患者として「病は気から」という言葉を敵視しているけれど、心持ちが変われば病気への向き合い方も変わってくるのは確かにそうかもしれない。とはいえ変えようと思って変えられるものではないので、依然他人から「病は気から」と言われたらかなり反感を抱いてしまうけれども。
次の投稿 ≫
